"交渉"と"交流"は紙一重
最近元チームメンバーが話をつけたいと来て頂いた。1日かなり長い時間掛けて心理戦があり最終的に向こう側の躓きを見計らって話を区切った。
そこで大きく学んだ事や経験談を述べていきたい
【1】一方的になったら負け
自分にも相手にも意見というのはある。
例えば友達と自分の家で遊ぶ事になった。
或いは、学校の休み時間等で友達と話をする。
その際必ず意見を尊重してケンカにならないようにしなきゃいけない。
その際無意識に商談交渉は始まっている。
価値観のギブ&テイクだ。
【2】 GIVE & TAKE
意味は
【何かを与えれば見返りを貰い、
何かをもらったら何かを与える】
ということ。
例えば
ある人は1が正しい、2が間違っている
違う人は2が正しく1が間違っていると主張する
これでは話し合いは進まない。
そこで議論という言葉が出てくる
【3】議論
議論という言葉を知っているようで知らない人が多い。
そこで議論の意味を改めて理解したい。
そもそも議論とは口喧嘩でも感情論のぶつけ合いではない。
1 共通理解を得るため
2 解決策を導くため
という見解で大体の人が留まっている
さて、ここに埋まる目的とは何か。
3 弁証法的に物事を進めるため
"「弁証法」とは、ものごとを考えるうえで重要な一つの「型」です。その意味は、「ものの対立、矛盾を通して、それを統一する一層高い境地に進める方法」です。
たとえば、「A君は悪い人だ」と「A君はいい人だ」という対立する意見があるとします。そこで、弁証法では2つの対立する意見から、「A君は悪い面もあるが、いい面もあるよ」という意見を導くことができます。
このように、ある概念に対して、対立を統一して、より高い次元へと導く手法が弁証法です。これは、自然と私たちが日常的に行っていることでもありますが、議論に関しては、これを使いこなすためにロジカルな思考力を必要とします。"
以下抜粋
【pras.wp-x.jp/?p=1930】
そして議論には3種類ある。
【4】議論の種類
議論の進め方の種類は大きく3つ。
1 二分法
2 相殺法
3 消去法
の3つ。
ではそれぞれの方法を詳しくご紹介しよう。
二分法とは
"「二分法」とは、ものごとを二つに分けて考える論理展開です。
たとえば、さきほどのA君に対して「A君は悪い人だ」と「A君はいい人だ」と両極端で考えてしまうことは、二分法にあたります。本来であれば、「どこがどのように悪いのか?」「改善すべきところはどこか?」というところこそ議論しなければならないはずなのに、「悪い」「いい」の一点張りで、話が遅々として進みません。
このような安易な二分法に対しては、以下の2点の対策が必要です。
1.中間をとったらどうなるか?
2.開き直ったらどうなるか?
(「どちらでもないのではないか?」と考えること)"
相殺法とは
"相殺法」とは、一見その考えを認めながらも、足元をすくうような意見を述べる論理展開です。
たとえば、「A君はいい人だ」という意見に対して、「でも、A君はこの間、私が怒られていたときに助けてくれなかったよ」という意見が出された場合、「A君の良さ」を「助けてくれなかった」という意見で相殺しよう(±0にしてしまおう)とすることです。
このような相殺法は、一見正しいように見えますが、以下の項目に注意しましょう。
1.相殺される事柄のバランスが取れているか?
2.バランスの取れていない部分のどこが重要な違いか?"
消去法とは
「消去法」とは、探偵もののドラマや、小説の「犯人探し」のようなもの。あることがらに関して、「当てはまらないもの」を順に除外していき、残ったものを「結論」とする論理展開です。
たとえば、A君、B君、C君がいます。A、B、C君はそれぞれ世間から「悪い人」といわれていますが、「一番悪い人はだれか?」を探す場合を考えます。この場合、「窃盗したことがある人」を経歴で暴き、C君だけが除外されました。
そのあと、「殺人を犯したことがある人」の経歴を暴き、B君は除外されました。よって、「A君が一番悪い」となります。
この場合も、「残った人が悪いに決まっている!」と思いそうなものですが、議論の場合は、以下の項目に気を付けましょう。
1.消去の仕方が「雑」かどうか(そのほかにも考慮すべきことがあるのではないか?)
2.結論は受け入れられるか(「そもそも悪いとはなんだろう?」)
この様に議論というのは話し合いがある時点で日頃から存在しており、無意識だった行動を改めて見ると日常においてもギブアンドテイクが重なっていたという事が浮き彫りになる。
では建設的議論において欠かせないものは何か?
マインドセットである。
【4】マインドセット
マインドセットとは?
"マインドセットとは、考え方の基本的な枠組みのこと。組織に対してだけでなく、個人に対しても用いられる。 組織においては、マインドセットは企業の意思決定のうえで重要な役割を担う。それは現在の事業内容や経営理念、過去の経験等から構成され、今後の達成目標や対象とする相手、利用できる手段等を定める際の指針となる。 また個人においては、マインドセットは職務に必要な知識や技能を明確に意味づけるのに役立つ。同じ知識や技能を学ぶにしても、その意味や目的を意識するのとしないのとでは、結果に大きな違いが出ることがある。"
とまあ、長々と説明するのもアレなので分かりやすく言うと、普段の行動の意識化みたいなもの。
例えばマインドセットを知らずに感情は落ち込んだままだとか、人に意見を一々頼ったり無意識に相手に権限を与えてしまう。
しかし、マインドセットを覚えると
・感情のコントロールができる
・自分の意見が自分なりの考え方に確立する
とメリットがかなり大きい。
ではマインドセットに必要なものは何か?
【5】マインドセットに必要な技術や知識・経験はない
驚いた?結構(笑)
実はマインドセットに必要なことは特にないのだ。
具体的に挙げるならば、
・ネガティブなことを敢えてポジティブに捉えてみる。
・相手の価値観を尊重してあげてみる
・相手の意見を取り入れて自分の意見を言ってみる
と一見難しいようで簡単なことばかり。
こういう建設的・ポジティブな事を日常的に意識して使用し、意識的から無意識に日常でできる様にする。
そうすると自動的にマインドセットが行われる。
別の言い方すればマインドフルネス(今この瞬間の自分自身の身体や気持ちの状態に気づける、心のあり方)といったところか。
これを覚えておくと、相手に左右されず自分の言いたいことをハッキリ言える自信がつく。
これらを継続していけば、人との交流を有利に運び、人との交流はどんどん発展し次第には支持者がどんどん増えていく。
逆にこれらを覚えなければ一度躓いたらそれで終わりという過酷な人生が待っている。
総じて、
スポーツ選手がよく使う
【マインドコントロール】。
言い替えれば【誰にも邪魔や関与もされず自己として確立した感情】
最近学んでいる【心理学】で分かった事だ
よく覚えておくといい
絶対これからの人生に役立つぜ
最後にこのリンク先を読んで頂きたい
【life-designer.jp/the-reason-i-live/3-worst-habits】
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